高校生の時イラスト部ってありましたよね?
うちにはあったし割とどこでも最近はあると思います。
僕は美術部にいましたがイラスト部の人間のことをうっすら馬鹿にしてました。
自分は高尚な芸術に身を置いているが、奴らは低俗なアニメーションの卑猥なイラストを描いて遊んでいると思っていました。(当時おそ松がアホみたいに流行ってたから特に馬鹿にしていた節はある)
今の自分を振り返れば、別に絵画の道に進んだわけでも無いのにプライベートで好みのキャラに好みのシチュエーションを押し付けた上に頒布するとか言う地獄以外の何者でも無い成人男性である。
でも美術部の方は思ってませんでしたか?絶対思ってました。
でもイラストレーション、特に二次創作分野はヲタクの中でめちゃくちゃ地位が高いんですよ。ちいたかです。
おかしいですよね、ぼくは日本画家が目の前にスポーンしたら絶対にTwitterを教えません。
当たり前じゃ無いですか普通にキモいし思考回路終わってる下手くそなんだから…
でも多分日本画家と二次創作してるイラストレーター並べてどっちになりかわりたいかオタクに聞いたら八割がた後者なんですよ。
絶対おかしい
自分如きがこの様なことを言うのもあれなんですが、結構Twitterって歪だと思っていてイラストレーターのフォロワー数ってうまさとほぼ比例しないんですよね。
強さが全ての芸術分野で強さと人気が比例しないのはこれ如何にと言ったところなんですよね。
いま人気と上手さが一致しないのなんて当たり前だろと思った人いますよね、それがそうでも無いんですよ。
もちろん売り方は大事だと思うんですけどそれ以前に他の芸術分野では下手くそは分母に含まれていません。死ぬからです。
だからある程度全ての要素が揃った人間が殺し合いをおこなったうえでの人気が形成されます。
もちろん変な例外は何にだってありますけどあまりにも例外がありすぎるんですよTwitter
そもそもTwitterってイラストレーターと言う枠じゃなくて〝絵師〟とか言う乗っ取りだろこれみたいな言語を使って、イラストレーターはもちろんサブカル便乗漫画家とかコラムニストの面したエッセイストとかよくわかんない有象無象が闊歩してるんですよ。
当然上手な人はほんとにうますぎて何も言えないんですけど、なんかよくわからんやつが多すぎるんですよね。どんな界隈でも上澄は基本神なんですけど混じってるんですよ、灰汁が。
浮世絵が民衆に広く受け入れられた絵画の形態であったことを考えれば、民衆に広く受け入れられているTwitterにいる絵描いてる人が絵師と名乗るのは奇跡的に合致している様な気もしないでも無いんですけど。
画伯って言葉あるじゃ無いですか、あの異次元に下手くそな絵を描くやつのこと。
画伯って他人のこと言うのは別に好きにすればいいと思うんですけどそれはそれとしてそれで商売し出したらめちゃくちゃむかつきません?
下手くそが何したり顔でぬかしとんねんみたいな。
実際あるんですよ、いくらこねくり回してもよくわかんないガキが書いた落書きのイヌッコロの方がいい絵に見える時。
でも画業っていうのはそれを常に出せる様に心血注いでるんですよ、芸事ってそういうもんなんですよ。
舐めてんのか?ってなるじゃ無いですか。
趣味なら好きにすればいいと思うんですけど、金稼ぎ始めたらこっちの両分に踏み込んできたってことですよ?
殺されるリスクを取らないで芸で人を殺すことはできないんですよ。
芸を人にぶつける行為に手を染めておいて自分は殺されないと思っている言い訳がましいところが実に嫌だ。
絵師って言葉の気に入らないところは趣味の体を取っておいて商売してる奴がいることなんですよ。
命賭けて無いのに芸事に入り込んでくるのは芸事に対する侮辱です。
しかしまぁ周りから絵師と呼ばれるからそうなのっている人の方がほとんどでしょうし、今更流れが変わることはないでしょう。
この言も基本的に誰にも見つかることなく闇に葬られることになるのです。
でも心の片隅にでも置いておいて欲しいと思うんですけど、描いた絵渡して金が貰えるって尋常じゃないことなんですよ。
頒布と言う利益の出ない構造だったとしてもです。
推し活文化で金を払うことがステータスになりうる世の中ですから深く考えず好きなコンテンツのイラスト本を買う人も多いでしょうけど、絵を売る、絵を買うって正味人間の生活に全く必要の無い行為なんです。
これは自分に対する戒めでもあります。
不真面目に創作活動を行うのは危険です。
技術を追求するべきだし思考は続けるべきなのです。
頭を使わないサブカルチャーに明日はありません。
なんとなく消えていくのみです。
文化の良し悪しを探求するものはほんのわずかではありますが、その熱量に漠然とついてくるものがいるのです。
旗手がいなけりゃ人なんか来るわけないんですよ。
現代の絵師文化は終焉に向かっている様に思います。
今回ぼくはコミケ落ちましたけどまあこだわりの無いアレらの分母が増えたことが原因の一部にあるのは間違いないでしょう。
漏れが思うにAIの台頭って芸事の世界では絶対にないはずの客の興味の無さからくるものなんですよね。
興味あるわって思った人はじゃあ言い方変えます。
こだわりないんですよ。
ワインとかなら銘柄当てるのが目的になってて好きな味の探求とかは特にしてないみたいな。
だから下手だけどなんか好きな作品とかでも、技術的には稚拙な部分に気が付かずに言語化せずに漠然と上手いと思ってフォローして終わる。
こう言う人が無限に積み重なってるからAIになっても特に問題ないんですよ、AI使って絵描いてる(笑)人達が鉛筆でまともな絵描けないことに危機感を感じないのと同じで、見てても何が好きで何が嫌いなのかがわからないから文句も言えない。
漠然とモラルの話しかできない。
技能が全ての世界で技能を感じ取れる人間が微々たるものになっている。
いろんなことに興味を持つのが嫌なら危機感を持ちましょうよ。
Twitterでのイラストレーションの文化はこのままAIに食い潰されて、残った荒野でまた絵を描き始めるくらいが実はちょうどいいのかもしれません。
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